葬儀社の選び方|JECIA・全葬連・口コミで判断する「失敗しない3つの基準」
葬儀社の情報を調べていると、
- どこを基準に選べばいいのか…
- 口コミは信用できるの?
- 評価制度って何が違うの?
と不安を抱く方が多いものです。
とくに葬儀は人生で何度も経験することではないため、次のような不安を抱えやすくなります。
- 家族にとって安心できる選択をしたい
- 後悔のないお別れにしたい
- 見えない追加費用で困りたくない
こうした不安は自然なもので、丁寧に考えているからこそ生まれる感情です。
結論|3つの視点を組み合わせれば失敗しない
葬儀社選びは、以下の3つを組み合わせることで、納得度が大きく上がります。
- JECIA(契約と金銭の透明性)
- 全葬連(組織としての安心感)
- リアルな口コミ(当日の対応)
この記事では、JECIA・全葬連・口コミの違いと使い分け方を、日々ご遺族に寄り添う住職としての経験を交えながら詳しく解説します。
- JECIA(葬儀社の第三者評価)の「5つ星」の意味
- 全葬連加盟社を見る時の「資格」チェック
- 口コミに惑わされないための判断基準
- 3つを組み合わせて選ぶ方法
このブログでは「未来の安心をつくる、終活と葬儀のガイド」をテーマに、僧侶の経験をもとに正確で信頼できる情報をお届けします。
JECIAの評価を活かす選び方
JECIA(日本儀礼文化調査協会)は、葬儀社の品質を第三者が客観的に評価する格付け機関です。
一言で言えば、「契約やお金のことで揉めない会社かどうか」を厳しくチェックしてくれる存在です。
JECIAの評価基準を理解する
JECIAでは、葬儀社の品質を評価し、最高ランクを「5つ星」として認定しています。 評価基準は多岐にわたりますが、特に重視されているのが以下のポイントです。
- 見積もりの透明性
- 契約内容の適正さ
- 接客品質とトラブル対応

葬儀トラブルの多くは「費用の認識違い」です。ここを第三者が審査しているのは大きな安心材料になります。
星5評価だから「絶対に完璧」というわけではありませんが、少なくとも「不明瞭な会計をする会社ではない」という強力な証明になります。
星5評価だから絶対に安心というわけではありませんが、一定の水準を満たしている判断材料になります。

評価制度は「道しるべ」として活用しましょう。
JECIA評価を見る時のチェックポイント
JECIA認定の葬儀社を選ぶ際は、以下の点を確認すると比較の質が高まります。
- 「5つ星認定」を受けているか
- 評価ランクが複数年で継続(更新)されているか
- 費用の説明が明瞭か

審査だけでなく、改善の姿勢を見ることが大切です。
- 葬儀の経験が少なく、相場がわからない
- 「あとから高額な請求が来ないか」が一番心配
- 低価格さよりも、契約の安心を優先したい

経験が少ないほど、評価制度は役立ちます。
全葬連加盟の葬儀社を選ぶメリット
全葬連(全日本葬祭業協同組合連合会)は、経済産業大臣の認可を受けた日本最大規模の葬儀社組織です。
JECIAが「格付け」なら、全葬連は「信頼できる葬儀社の集合体」というイメージです。
加盟条件と信頼の証
加盟するには、法令遵守や経営の健全性など、一定の基準をクリアする必要があります。 さらに、全葬連加盟社の中でも、特に以下の2点がある会社は信頼性が高いと言えます。
- 「葬祭サービス安心度調査」の評価
AAA(トリプルエー)などのランク付けで、機能面・安全面が評価されています。 - 「葬祭ディレクター」の在籍
厚生労働省認定の技能審査に合格したプロフェッショナルがいるかどうかは、サービスの質に直結します。

加盟しているだけでなく、「資格を持ったスタッフがいるか」まで見ると失敗しません。
地域密着の葬儀社が多く、私たち僧侶から見ても、地域の風習やしきたりを熟知している会社が多い印象です。
全葬連加盟社を選ぶときのチェックポイント
- 地域での実績年数
- 葬祭ディレクター(1級・2級)が在籍しているか
- 担当者の説明の丁寧さ

担当者の質は、会社の姿勢を映します。
- 地元の葬儀社に安心して任せたい
- 経営が安定した会社を選びたい
- スタッフ教育を重視したい
- トラブルの少ない葬儀を望む

地域密着型の葬儀社を探す人に向いています。
口コミ(Googleマップ・SNS・葬儀比較サイト)の正しい使い方
口コミは情報量が多く見えるものの、書き手の主観が強く反映されるため正しく使うことが大切です。
口コミで見るべき本当のポイント
口コミを見るときは、星の数や「最悪でした/良かったです」という感情的な言葉よりも、「具体的な事実」を探しましょう。
| ✕ 感情の口コミ | 「対応が悪くて腹が立った」 「最悪でした」 「安心しました」 |
| ◯ 事実の口コミ | 「見積もりの説明に1時間かけてくれた」 「控室の清掃が行き届いていた」 「○○というプランを提案してくれた」 |

内容に「事実」が書かれているかを確認すると、判断がぶれません。
Googleマップの口コミは幅広い体験が集まりやすく、比較サイトは葬儀に特化した細かな声が入りやすい特徴があります。複数の媒体を組み合わせて偏りを防ぐのが大切です。
口コミが向いているのは、実際の利用感を知りたい方や料金トラブルを避けたい方です。
まとめ|安心して選ぶための3つの視点
葬儀社選びは情報が多いようで、判断材料が揃いにくいテーマです。 住職としての視点で整理すると、以下の3つを組み合わせるのが最適解です。
- JECIAで「契約・金銭の安心」を確認する
「5つ星」認定などの客観的な評価で、金銭トラブルを未然に防ぎます。 - 全葬連で「組織と人の質」を確認する
葬祭ディレクターの有無や、地域での実績を確認し、スムーズな進行を確保します。 - 口コミで「実際の利用感」をつかむ
感情ではなく「事実」に注目し、自分たちが求める対応をしてくれそうか確認します。

JECIAで基準をつかみ、全葬連で地盤を確認し、口コミで実態を知る。この3つが揃えば、大切な方を送るための「納得できるパートナー」が必ず見つかります。
